インフルエンザ予防接種のご案内
風邪の季節が近づいてまいりました。
『インフルエンザワクチン』についてのお問い合わせが多くなっております。
典型的なインフルエンザの症状は、突然の高熱・頭痛・関節痛・筋肉痛などで、のどの痛み、咳、鼻水などもみられます。普通の風邪に比べて全身症状が強いのが特徴です。
『インフルエンザ』の予防としては、現在『インフルエンザ予防ワクチン』以外には有効なものはありません。
また、いわゆる『風邪』対策として同様、栄養と休養を十分に摂り、外出から帰ったらうがい・手洗い等のも併せておすすめします。
最近のインフルエンザは、A香港型、Aソ連型、B型の3種のウィルスが、交互に、また同時に、混合して流行しています。
また、ウィルス自体も、少しずつ変異もしています。
このため、インフルエンザワクチンは世界各国や日本の流行状態を監視し、次のシーズンの流行予想が行われ、製造株が決定されます。
☆インフルエンザワクチンの効果について
インフルエンザは局所の感染なので、不活性化ワクチンでは効果がないとの指摘もありましたが、血液中のIgG抗体が組織にもれて出て来るといわれています。
実際、色々な調査の結果、明らかにワクチンの接種を受けた人のインフルエンザへの罹患率は低下しています。
また、罹患しても症状を軽減化します。
高齢者や慢性疾患患者さんにおける抗体価の上昇は少なくても、入院や死亡の可能性を減少させることができます。
☆ワクチンの対象者について
子供さんやお年寄だけではありません。
アメリカにおけるワクチン接種の優先順位は、
1.合併症を起こしやすいハイリスクグループ
(高齢者を始め、慢性疾患のある人や喘息の小児など)
2.ハイリスクグループに感染させる可能性のあるグループ
(医療施設などで働いている人や、ハイリスクグループに接触する家族など)
です。
| インフルエンザワクチンはインフルエンザに感染するチャンスを減らしたい全ての人々に接種するものなのです |
☆接種時期
インフルエンザの流行時期は12月後半から2月までです。
したがって、ワクチンの接種時期は10月中旬から11月までと考えられますが、インフルエンザ合併症についてハイリスクの人には、流行中であってもワクチンを接種します。
抗体が産出されるまで約2週間かかります。
免疫の持続は約5ヶ月ほどといわれています。
☆接種回数
12才未満の小児においては2回接種が望ましく、成人では1回接種で十分であるといわれています。
型が違う流行の場合は2回の接種も望まれますが、接種間隔は4週間が最もよいとされています。
☆副作用(副反応)について
・不活性化ワクチンであるため、インフルエンザや呼吸器感染症を引き起こすことはありません。
・アレルギー反応がみられることは稀だといわれています。
・卵アレルギーや、今までインフルエンザワクチンで副作用を生じたことのある人は接種を受けることはできません。
当クリニックでは、厚生労働省・医師会の指導に基づきまして、このインフルエンザ・ワクチン接種を行っております。
1回の接種につき、料金は\3,500となっております。
なお、さいたま市に住民登録のある以下該当者には公費負担がございます。
2008年度は、10月14日より、翌1月31日まで(県外の方につきましたは12月25日まで)受け付けております。
| @満65才以上の方 A満60才以上65才未満で、心臓疾患、腎臓、呼吸器等の機能に極度の障害のある方(厚生労働省の定めによる) 接種回数 1回 個人負担金 1.000円 ※ただし、生活保護世帯や市民税非課税世帯の方は次の証明書類をご提示くださることで無料になります。 ※公費負担の方も2回目の接種は自費となります。 |
接種に先立ちまして、診察と同時に『予診票 』の記入をお願いしておりますが、医療事故を未然に防ぐための指導に基づくものですので、十分説明をお受けになって、接種をお受け下さいませ。